外断熱
EXTERNAL INSULATION

「外断熱」で省エネ・CO2削減
多くの建築物は断熱性を高めるために、通常断熱材を使用します。日本の断熱工法の多くは「内断熱」であり、ほとんどの建築物に採用されてきた断熱工法です。これに対して「外断熱」とは、建物の外側を断熱材で包み込む工法であり、以下の効果が期待されます。
期待できる効果
- 結露によるカビの発生・ダニの繁殖を防ぐ
- RC構造物の長寿命化における資産価値の上昇
- 断熱材で建物を覆うことでの熱損失の抑制
- CO2排出抑制・削減
- 省エネルギー・ランニングコストの低下

当社は、長年の左官技術を活かし、高品質な外断熱工法で
省エネルギー・CO2削減を実現します。
湿式外断熱システム「StoTherm Classic シュトー・サーモクラシック」
「StoTherm Classic」シュトーサーモクラシックは、1960年代において、古いコンクリート建築物の老朽化対策として、を保護することを目的に研究が始まりました。1973年のオイルショックを機に、ヨーロッパ諸国ではさまざまな産業分野でエネルギー削減をめざす国家プロジェクトが開始され、ドイツでも建築物の省エネルギー化に向けた動きが活発になりました。
Sto社は外断熱工法の研究ノウハウを活かし、断熱材、仕上げ材の両方に水蒸気の浸透性能を持たせた外断熱システム「StoTherm Classic」を開発しました。以来30年以上に渡り、欧米・北米・東南アジアを中心に採用され、世界で約4億m2以上の施工実績を残しております。
構造

接着剤
Sto-ADH-B
プレミックスセメントアクリル樹脂系接着剤。有機、無機質、非弾力下地等への高い接着性があります。
断熱材
Sto EPSボード(JIS A 9511)
ビーズ法発砲ポリスチレンフォーム。自己消化性があり、CFCを使わない材質です。熱伝導率0.039W/m・k
ベースコート
Stoアーマットクラシック
セメントフリーの有機質ベースコート。すぐ作業ができ、弾力性と耐候性に優れています。
補強メッシュ
Stoグラスファイバーメッシュ
耐アルカリコーテリングされたグラスファイバーメッシュ。簡単に施工ができ、高い耐衝撃性と耐亀裂性が得られます。
トップコート
Stoリット
セメントフリーの有機質仕上プラスター。高弾性、高耐候性で汚れにくく、StoColor Systemで着色が可能です。
性能

透湿構造


耐衝撃性テスト


高い弾性と耐亀裂性

※「StoTherm Classic(シュトーサーモクラシック)」より