濱崎組

注文住宅と分譲住宅 《K&H》 ④



          K&H座談会〈2018年について〉第4話



H:家を建てた後の 生活スタイルの流れ・変化 が速すぎる、とは具体的な話として例えば・・・?

K:Hは現実問題、三世帯が同居して触れ合った期間はどれくらいやった?

H:実質、父母も仕事してたから朝早い時間に家を出て、子供は昼間は学校・スポーツ少年団

  学習塾、其の後、親父は通勤が遠い理由で世帯も分けたし、3世代が一緒に晩飯食った記憶は

  実はかなり限定されてたくらい・・・(笑)

K:子供達に個室部屋を与えても、そこで真面目に机に向かったのは高校受験の時くらい、

  それまで専業主婦だったけど新築したら嫁さん仕事に出て生活スタイルががらっと変わった話

  は、我が家も同じだからよーく解るワ。



H:三世帯同居での触れ合いや子供の独立心を育むって言っても、実は現実的に自分が夢を描い

  て注文・設計依頼した住宅がその機能を十分に果たしていくかって問題は、今になってマイ

  ホーム予備軍も賢く判ってきたって事か!

K:マイホームを建てた後の生活スタイルの変化を3つの流れにすると、育児 → 成長 → 独立

  続くんやけど、なかなか子供が成長した時や独立して夫婦二人になった時のイメージが

  涌き難いんと違うかなぁ~

H:なんだか ”夢のマイホーム” が 夢でなくなってるぅ

K:今時の若い人達は ”夢のマイホーム” なんて言葉知らんで、H

  





H:行動経済学の観点からする 『人間は合理的ではない』を出発点にした ”備え” が、給料天引きで

  マイホームの頭金を貯蓄する、といった ”ナッジ心理”(=小さな誘導)は基本働くけど、イメージ

  し難い遠い未来や、予測できない事に備える意味で保険に入る、と云う行動は出来ても、自分の

  住まいに係る生涯プランを立案する ”セルフコントロールが欠如” している、って事ですね。

K:だからこそ、我々工務店サイドの力量が問われてるんよ、今!すなわち プレゼンテーション力!



K:最初のお客様との面談時に、どんな間取りをお好みですか? って聞いたら リビングは出来るだけ

  広くして隣に和室、2階は夫婦と子供部屋とあと収納スペースも広めに欲しい!ってこんな会話が

  あるやろう。

H:そやね、ではKは何を最初にお伺いするの?

K:間取りとか部屋の広さというハードやスペックの事では無くて、どんな暮らしがしたいですか?

  御夫妻の共通の趣味ってありますか? とか云うソフトな話から入りたいネ

H:老後は夫婦で何をして過ごしますか?って。子供中心ではなくて、将来の”夫婦の人生観” とか

   ”普遍的な家族愛・夫婦愛” ですね


K:御聴き取りした内容がより具体的になった処で住まいのプランニングに入れば、ご希望がより

  具現化できるで!

H:なるほど、それは提案力が要りますね~ そこが上手いのが設計事務所さんですネ

K:『ハウス を建てるのではなく ホームを創り上げる』なんて、カッコいい !!

H:そこまで絞り込む時間と労力を掛けたからこそ、35年ローンを支払うに価値あるマイホームが

  完成できるって事ですね



H:そー思うと、最近の【提案型分譲ハウス】を見ると 一般的ご家族を想定したステレオタイプな

  間取りではなくて、なにか  ”一定のテーマ”  を持った 建売住宅 が多くなったような。。。

K:専用ガレージのある家、とか 防犯に適した住まい、とか 屋上庭園のある家、ホームシアターの

  ある家 等々、、、

H:人間の非合理性でコントロールが効かなくなって、大きな出費を必要とする【注文住宅】ではなく、

  オーダーメードしなくても 【建売住宅】で結構自分達の好みや生き方に合った家が色々あるじゃん!

  って事ですね。

K:そこで更に、結果的に持ち家離れに繋がり、 ”家余り現象”とは云え貸家建設も減らないんだな~

H:やっぱり2018年の動向予測も実は大変難しいって事ですネ



                    K&Hの座談会 最終章 完



2018.02.24  | カテゴリー:K&H 座談会

カレンダー

2020年1月
« 7月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

最近のコメント

アーカイブ

ページ先頭へ