Job Interview 04
完成した建物を見るたび、
誇らしくなります。
2019年4月入社 熊本県立 高等学校 卒
二級建築士/二級建築大工技能士/職長・安全衛生責任者
1日の仕事の流れを教えてください。
朝は早めに現場へ入り、その日の段取りを親方と確認するところから1日が始まります。作業は午前・午後それぞれ2部に分かれていて、適度に休憩をはさみながら進みます。17時の終業に向けて段取りよく動くことが、毎日の基本です。
現場では常に「次の工程が何か」を意識しながら動いています。段取りひとつで作業効率は大きく変わりますし、材料の準備や道具の確認も仕事のうちです。慣れてくるほど、自分でスケジュールを組み立てる面白さが出てきます。
大工の仕事内容と、この会社ならでは
の特徴を教えてください。
大工の仕事は、土台づくりから始まり、建前(骨組み)、内部のボード貼り、造作(棚や収納の木工)、建具・棚の取り付けまで、家づくりのほぼ全工程に関わります。
当社が対応している工法は2種類あります。ひとつは伝統的な在来軸組工法、もうひとつが耐震構法SE構法です。SE構法は強固な金物とピンで接合する工法で、大規模なクリニックや薬局などの非住宅物件にも採用されます。「SE構法施工管理技士」が在籍するビルダーのみが施工でき、材料も在来工法より一回り大きいため体力を使います。その分、骨組みの強度と精度は非常に高く、施工のルールが厳格に定められているため、技能者としてのスキルを上げることもできます。
住宅から店舗・クリニックまで幅広い物件を手がけられるのが、濱﨑組で働く大きな魅力のひとつだと思っています。
入社のきっかけと、キャリアを積む中で
感じた成長を教えてください。
高校3年生のとき、就職課の先生に勧めていただいて濱﨑組の企業見学に来たのがきっかけです。社風が良さそうだと感じて、入社を決めました。もともとは設計や現場監督に興味があったのですが、就職課の先生から「監督をするにしても、現場(大工)を知っておいた方がいい」とアドバイスをもらい、大工としてスタートしました。あのアドバイスは正しかったと、今は確信しています。
キャリアを積む中で、二級建築士・二級建築大工技能士・職長・安全衛生責任者の資格を取得しました。資格の勉強を通じて、現場での判断力も上がりました。技術と知識が結びついたとき、仕事の面白さが一段と増したと感じています。
仕事のこだわりと、印象に残っている現場を教えてください。
いちばん意識しているのは材料の扱いです。材料はすべてお客様のもの。傷をつけない、無駄を出さない。1枚の板からどう部材を切り出すかを常に工夫しています。また、ミスをしたときはすぐ親方に報告することを徹底しています。報告が遅れると後戻りに時間がかかるだけ。早く相談してその場で対処法を学ぶことが、一番の成長につながります。報告しやすい信頼関係が現場にあるのも、この会社のいいところです。
在来工法で使う木材は一本一本、曲がりや癖が異なります。それを見極めて適材適所に使う判断が、木造建築の面白さであり難しさです。正解がひとつではないからこそ、考えながら手を動かす楽しさがあります。
印象に残っている現場は、初めて一人で任された工事です。住宅ではなく店舗で、工期も厳しくて大変でしたが、完成した建物の前を通るたびに「自分が建てたんだ」という達成感があります。形に残る仕事の醍醐味を、あの現場で実感しました。
1日のスケジュール
- 午前
-
●建前の日の場合
現場に入り準備
お施主様の柱立て式→1階の柱立て→桁梁入れ→2階床合板打ち
小休憩
2階の柱立て桁梁を組み、小屋組を組んで垂れ木を止める - 午後
-
昼休憩(1時間)
屋根の野地板固定、2階の間柱入れ
小休憩
面材張り、ブルーシートで雨仕舞い
17:00~ 片付け帰社
就活中の方へ
夏は暑く、冬は寒い。体力を使う仕事です。でも、自分が手がけた建物が街に残り続ける。そのことへの誇りがあります。
大工の担い手は全国的に減っています。だからこそ今、技能を身につければ将来本当に重宝される存在になれます。会社としても週休2日制への移行し、長く働きやすい環境づくりに本気で取り組んでいます。
最初はわからないことばかりで当然です。少しでもものづくりに興味があるなら、ぜひ飛び込んできてください。やってみて初めてわかる面白さが、大工にはあります。一緒に働きましょう。
※記事内容、所属は取材当時のものです。