平成30年度前期 技能検定練習

平成30年度の技能検定が開催されています。

今年は、内装仕上げ2種目2級と左官の1、2、3級・・・

内装仕上げ(表装・フィルム)の実技検定を6月24日(日)に・・・

左官は、1、2級の実技検定を例年とは1カ月早く、7月22日(日)・・・

3級は、2週間遅く8月5日(日)に開催の予定です。

5月に新入生の3級実技の社内講習が終わった後に架台を設置して、

練習を始めて約2カ月、毎週月、水、金と自主練習してきました・・・

私は事務屋ではありますが、彼らと同じ20歳から30歳の頃・・・

某資格の合格を目指して・・・

仕事が終わり、子供が寝静まったあと・・・夜な夜な受験勉強していたのを思い出します。

そうそう・・・高校・大学とサッボっていたのを悔やみながら(笑)

毎年お盆休みに、受検者は最終の追い込みをしていましたが、

今年は、7月がラストスパートです。

今年も全種目、各級合計で30名以上の社員がチャレンジします。

応援団としては・・・あくまで全員合格目指して!頑張れ!受検生!・・・

2018.06.22 | ハマサキ便り

左官技能検定インストラクター講習会に参加!

平成30年6月3日・・・松山共同高等職業訓練校に於いて

左官の技能検定インストラクター講習会が開催されました。

近年は、各種技能検定科目の実技に於いて、事前にこのように受検者対してに指導する方に、

作業手順(墨出し・塗付け)を統一した指導を行なってもらうための講習会

予め受検者向けに講習会を開いて、

課題作成に於いて、手順や注意点、完成してからのチェック点を確認してもらってから、

練習に取り組んでもらうようになりました。内装仕上げ工事も同様です・・・

その県や地域、各組合によるやり方の違い・・・地域ギャップ

その指導者の年齢や世代、受験した時期による手順の違いをなくすため・・・世代間ギャップ

昨年は、全国左官組合連合会で全国統一の作業手順を統一出来るように・・・と

各1級、2級。3級毎にDVDが作成されました。

そのDVDを見ながら・・・また、映っていない手順や箇所も入念にチェックしながら、

真剣にインストラクターもその候補者も取り組んでいました。

貴重な日曜日、丸一日・・・本当に頭が下がります。

受検者は受検する年だけですが、教える方は毎年ですから本当に感謝の気持ちで一杯です。

技能検定(国家検定)は、流派があってはなりません・・・

教えてくれる指導者の方によって、解釈や手順に違いがあってはなりません・・・

無論、評価する検定員や補佐人となれば尚更です・・・技能検定は、技能評価ですから・・・

料理の世界・・・板前さんの評価は、やはり料理人がすべき・・・

グルメレポーターや評論家、研究家などなど?では、

包丁を使わない人が、包丁さばき・・・技量、腕、テクニックの評価は出来ません。

 

もちろん左官工の評価は、やはり左官技能士、マイスターの方に見てもらうのが公正!!!

建築専門の教授や設計やデザイン会社の社長さん、建設行政の有識者などなど?

鏝さばき・・・鏝を使えない人が、技量、腕、テクニックの評価が出来ないのは当たり前!

何時やっても・・・何処でやっても・・・何度やっても・・・同じ様に・・・

これからも、世界一と称される日本の建築系技能工の継続した教育と育成・確保が進む事を祈ります・・・

そして、その地道な努力とその作品(結果)が・・・公正に世の中に評価(ジャッジ)され、

技能工(職人さん)が大切にされ、処遇が受けれます世の中になれば・・・と

2018.06.04 | ハマサキ便り