社内技能研修センターを活かす為に・・・

平成30年3月末・・・年度末工事多忙の合間をみて期末・卒業検定の事前練習です。

当社は入社して3年目迄の新入社員(1年目=研修生、2年目=実習生1年生、3年目=実習生2年生)は、半期毎に社内の技能検定を行なっています。

実技は、学年毎に難易度を少しづつ上げた課題を設け・・・学科は、左官の技能検定(国家検定)の1級、2級、3級の学科問題と実際の当社の施工要領書の内容から出題しています。

教育、育成・・・短期的な会社の収益、業績や生産性を考えていると出来ない事です・・・

・・・しかし、やらねばならぬ!!!

現場へ社内パトロールに出かけると、ベテランの職人さんが・・・

『〇〇さん・・・わかいしは頑張って練習しよるかいな???』、

『今年の新入生は真面目やな、ちゃんとモノになりそうな子がおるよ!』と・・・

現場の社員全員が会社の方針を理解して・・・

今日も研修生、実習生が練習している事を知っています。

会社の未来を担ってくれる若い社員を大切な事・・・社員全員の賛同と協力を得て行なう事は解っています・・・賛成!!!

しかし、年度末の現場の忙しい時に大切な人員を現場から外し、技能研修センターで練習・・・当然、現場には負担を掛ける事になります・・・

猫の手も借りたいほどの忙しさの中・・・職人さんの本音は反対か!?

正に・・総論賛成!各論反対!なのかもしれません(苦笑)

そうして中で・・・社員全員の協力で創り出している貴重な練習時間・・・大切にしなければなりません!  技能研修センターをより活かす為に!

現場に即した充実した内容、又、現場の環境では教えにくい内容を技能研修センターで担い教えていく・・・もちろん架台は、使用前より綺麗にして・・・次の学年に渡す・・・

事務所の職員、事務員さん・・・幹部の方・・・現場移動の合間で立寄って見てくれる工事長や職人さん・・・時に学校、職安、行政関係者に・・・いつ見てもらっても恥ずかしくないように・・・

そして、『道具は職人の命』・・・道具を見れば仕事が見える・・・腕が解る?

鏝を磨き上げる・・・これも技能工の大切なところ・・・

2018.03.23  | カテゴリー:ハマサキ便り