高等学校建築科に出前授業!

平成30年5月23日・30日・・・あいにくの雨模様でしたが、

私立高等学校の建築科へ出前授業を行ないました。

この高校では建築科の生徒を3班に分け各職種の出前授業を行なっています。

この日、左官作業は13名が参加。

指導員は当社の技術顧問で現代の名工の松岡弘志氏、工事長の杉原孝氏、

特殊仕上班で技能検定インストラクターの松岡弘二氏の3名にお願いしました。

昨年は、県立高校で左官技能検定3級の技能指導・出前授業を行ないましたが、

今年は、校内のブロック塀を使用しての、

左官の基礎動作、モルタル塗り(下塗り、櫛カキ、仕上げ塗り)を行ないました。

授業の初めにに聞いてみました・・・

生で左官職人さんが壁を塗っているのを見た事がある人は?・・・13名中2名(苦笑)

映像でもいいですから動画で見た事ある人・・・13名中7名(苦笑)

安全衛生環境の名の元、仮囲い、シートで覆われ、現代の建築現場が如何に閉鎖的か、

職人さん達の仕事が、作業風景が、姿が子供達の目に触れないかが解ります。

先生曰く、出前授業は本当に貴重な体験なんです。

机上の授業では出来ない事、難しい事も一目見ればわかります。感じる事があります。

一人でも二人でも技能士を目指してくれれば・・・と思います。

ちなみに・・・大工さんが仕事をしているのを見た事ある人は?・・・13名中10名

では、生で大工さんが鉋を使い、ノミを使う姿を見た事ある人は?13名中1名 

いかに大工工事の機械化、プレカット化が進んでいる事が解ります。

同じ日、野球グラウンドではクレーン組合が出前授業・・・

他の日は、大工工事・基礎工事・管(水道設備)工事・鉄筋工事などが行われています。

当社も左官、内装、外断熱等々・・・技能士集団を形成するには、

出前の授業内容も、話し方、見せ方、時間割、道具など出前授業の内容も工夫が必要です。

会社の未来を! より高みを目指して!!!

2018.05.31  | カテゴリー:ハマサキ便り