令和元年 左官1級、2級実技検定開催
令和元年8月4日 松山共同高等職業訓練校にて
左官1級、左官2級の実技検定が開催されました・・・
今年当社は、1級7名、2級は4名の受検でした。
全国の平均合格率は、年によっても違いますが、だいたい2級が60%から70%
1級は、二人に1人・・・50%から60%という難関です。
日曜日の朝7:30に集合して片づけて解散したのが17:30・・・暑い中みんなよく頑張りました!
残りは9月1日の学科検定・・・合格発表は10月初めの予定です!
ともかくお疲れ様でした!
濱﨑組 安全大会開催
梅雨明けと共に連日の猛暑が続いていますが、皆さん暑さに負けずに
お過ごしでしょうか。私はとろけそうです‥。
さてさて去る7月31日 毎年恒例の濱﨑組安全大会が本社研修室と、高松支店は
Web会議システムで繋いで合同で実施されました。
冒頭には濱﨑社長から安全作業の重要さと熱中症予防などについての
お話があり、今年も熱中症を出さないよう一人ひとりが体調管理に気を配ること。
またその後は済生会松山病院の梅岡様より「生活習慣病について」と題し
講話を頂き、生活習慣病の怖さと、ガン検診の大切さや運動の重要性を学びました。
毎日暑い日が続きますが、身体が資本なので私も運動不足にならないように
無理をしない程度に心がけるようにします。(S)
令和元年 左官3級技能検定開催
令和元年7月14日 3級学科検定を松山工業高等学校にて
21日 3級実技検定を松山共同高等職業訓練校にて実施されました。
今回の左官3級技能検定は、全国最多の30名が受検。
当社社員が2名と、6月から出前授業を実施した松山工業高等学校の11名
東予高校、吉田高校からそれぞれ5名と、一般企業から7名・・・
10年前の初回が4名で会社内の旧研修センターで行った事を考えると、
『言いだしっぺ』としては感慨深いものがあります。
今回は、女性の受検者も4名・・・最多です!
この高校生21名全員がそのまま入社してくれると良いのですが・・・
そうは問屋が卸さないのが世の中の厳しさです(苦笑)
道後温泉本館『ラッピングアート完成記念発表会』
令和元年7月19日(金)
7年半かけての保存修理中の道後温泉本館の工事用の素屋根が設置され、
『 火の鳥 』のラッピングアートがお披露目されました。
1894年に完工された木造3階建ての公衆浴場、
125年目にあたる今年1月15日、保存修理が始まりました。
発表会は、沢山の関係者や観光客に囲まれ、
和太鼓の特別パフォーマンスや
お笑い芸人の友近さんも参加して盛大に行われました。
当社も保存改修工事には、左官工事で貢献しています。
発表会の後は、左官工事を担当している 松岡弘二さん と 吉村静流さん が、
緊張の中、沢山のマスコミに囲まれての現地説明会となりました。(KT)
【建築日誌】Mマンション足場解体!
令和元年7月18日
松山市内で昨年から施工していましたMマンションが、外壁工事が終了し足場解体となりました。
10階建てともなると、最上階にのぼり下を見ると私などは足がすくむのですが・・・
足場鳶さんは、平気な顔してどんどん手順よく解体していきます・・・
今回は、3日間かけての解体!
ビル建築では、足場を組み立てる時よりも、解体する方が難しく、
墜落のリスクも高く全国でも多くの墜落死亡災害が発生しています。
現場監督、鳶さん、運搬業者一体となっての作業、今回も無災害で解体する事が出来ました。
今後は、内部の最終仕上げ工事の追い込み・・・最終の完工まで・・・ご安全に!(KT)
【教育日誌】大工の育成!
令和元年7月某日・・・松山市内の住宅現場の上棟です!
今春、社員大工として入社してきた2名・・・
我社の期待の星です!目がキラキラしています・・・
ベテラン大工さんに混じり、玉掛に柱建て、金具の仮止めと奮闘中です!
40年前には全国で100万人(宮大工+造作大工+型枠大工)いたと言われている大工さん・・・
平成の20年代には30万人台まで減少したと言われています。
平均年齢も当時は30歳代後半・・・威勢の良い、活気のある現場が想像出来ます。
・・・そして令和の今は、平均年齢58歳、実際は60歳以上と言われています。
(データはいろいろありますが・・・笑!)
正に、10代20歳代の大工さんは 『 国の宝 』 だと思います。
もう10年も経てば、新築、リフォームも災害復旧も・・・
大工がいなので「 半年待ち・・・1年待ち・・・出来ません!? 」そんな時代が近づいています。
未だ世間を見ていると、『 ものづくり 』とは売り文句で、紙面上やPC上で創造企業・・・と宣伝し、
実際の『 ものづくり 』は丸投げ、下請け任せ・・・
本来の建築仕事は???右から左へ契約、お金だけ動き・・・
それをマスコミは、優良企業、成長企業、成功者の様に流しています。
そして、故障、施工不良があれば下請けの責任!?・・・皆もういい加減に気づかなければと思うのです。
我々濱﨑グループは、今迄もこれからも建設会社の責任として、又義務として・・・本物追求
しっかりとした建築人財(建築大工、左官工、内装仕上げ工)の確保・育成を続けています!(KT)
【左官工法】次世代洗い出し工法(MACHIYA SERECT)
令和元年7月某日・・・愛媛県内の某現場にて、
次世代の洗い出し工法に、菅優也主任が取り組んでいましたので現場にお邪魔しました。
古くからある左官工法の一つ「人造石(天然石)洗い出し仕上げ」。
在来工法の確かな仕上がりと石を塗り固めた丈夫な仕上がりが魅力ですが、
昔ながらの工法では、大量の洗い水が発生する事から、
設計段階では採用されていても現場で対応できない事があり、工法の変更を余儀なくされていました。
しかし、現代風にアレンジした洗い出し仕上げは人気があります。
その対応策として、今回の施工にチャレンジしてみました。
種石とセメント・石灰等を混ぜ、塗り付け、鏝でしっかり伏せこみます。
セメントが硬化する前に表面のセメント分を洗い出し、中の骨材を表した仕上げです。
セメントの色と種石の組み合わせによりバリエーションのある仕上げです。
洗い出す工程は刷毛やスポンジで拭き取ることもでき、現在では現場を汚すこともありません(KT)