皆さんは、人生初めての給料をどのように使われましたか!?
本日は、新入社員 待望の・・・人生初めての給料日! 教育前の朝礼の時に、給料日、明細の配布、 周知会の手順を説明している時から既に笑顔です!(笑)
当社では入社式直後のオリエンテーションで、 最初にいただく給料は使い道をしっかり考えてくださいね!と本人たちに伝えます。
(ヒントは・・・)これまで育ててくれた親御様に感謝して・・・ 指導、強制、説得でなく・・・ あくまで自主性、自分で考えさせ納得させることが重要です。
某局のテレビ番組の中でも、新橋や霞が関でインタビューをしていました・・・
親にプレゼントが30%、自分へのご褒美20%、 日用品(新生活・仕事の為の支出)20%、貯金・・・などなど 各種返済(奨学金の返済や卒業旅行の費用返済等)15% これも時代ですね!? よく「今の若い者は・・・」と言いいたい方がいます。
ローマの遺跡にも「今の若い奴はダメだ!」と2000年前の落書きがあるそうですが・・・ 自分の世代は優秀だった・・・我々の上の世代は・・・今の若い奴は・・・(苦笑) それは「自分たちが一番だ!でも自分は歳をとった。 もう過去を引き摺り未来思考出来ない!」と申告しているようなものだと思うのです。
私も中高年の真っ只中ですが・・・未来思考でいたいものです。 今の若い子達も、ゆとり世代は優しい子が多いのです。ちゃんと考えていますよ!
と考えていると、若い子もちゃんと言う事を聞いてくれると思うのですが・・・(甘いか?)
入社式から一カ月が経ち、あなたはどうしますか?と聞くと・・・ 僕は、父に日本酒、母には財布を買います・・・。
僕は・・・と、 何を買えば喜んでもらえるか自分なりにしっかりと考えています。
遡る事30年弱(苦笑)私も大学を卒業して松山にUターン就職・・・
私の初めての給料は、
亡き父はビール派でしたので、キリンのラガービール1箱(古いか?)、
母は、日本酒派でしたので千福2本・・・でした。
GWに実家に帰省して、久しぶりに家族全員が集まり、
その日に家の前で釣った魚を刺身に・・・母の手料理を食べたのを思い出します。
要領が解らずに悪戦苦闘していた左官の基本中の基本・・・
材料の配合から鏝返し、壁塗り・・・雇入れ時教育の実習も一週間が経ち、全員が壁一枚塗れるようになりました。
出来なっかった事が出来るようになる・・・ 努力が実を結ぶ・・・達成感・・・充実感・・・次へのやる気へつながる・・・
今が、一番イイ時期なのかもしれませんね! さあ!GWです! 皆様は何処でお過ごしですか?
私は海外に・・・瀬戸内の島も一応海外ですが・・・何か?
新入社員の雇入れ時教育中
建設業で働くという事・・・Safety Fast !!!
当社の雇入れ時教育は、先ず安全衛生環境教育から・・・
雇入れ時教育中とはいえ・・・通退勤・実技研修には危険がいっぱいです。
特にこの時期は、児童、新入生、若葉マーク、県外からの引っ越し、転勤者 県外出身者の乗り入れで、通退勤時も危険がいっぱいです。
「毎日当たり前に会社に出勤して、当たり前に家に帰る」 この当たり前の事が、突然当たり前ではなくなる事があります。
私は、人生で二回このような事に出会っています。
一度目は広島に住んでいた頃の事、 出社するといつもと様子が違い、朝から総務部がバタバタと動き回っていました。 聞くと出勤中の社員が交通事故で亡くなったとの事・・・まだ25歳!・・・ 渋滞していた宮島街道を自動二輪で走行中・・・ 前の車が停車して、突然助手席のドアが空き人が降りてきて・・・
そのドアに激突・・・転倒して・・・ サラリーマンが奥さんの車で会社まで送ってもらい、 雨が降ってたので急いで会社の玄関に走り込もうとしたらしく・・・ドアを開けたそうです。
二回目は、松山に帰って前職の会社での新入社員でした。今の新入社員と同じ18歳・・・ 入社時教育・研修中でした。
免許を取って、就職して、親に車も買ってもらい嬉しかったのでしょう。 自宅に帰り、高校時代の友人3人と市内をドライブ中の自損事故でした。
スピードの出しすぎでハンドル操作を誤り激突・・・ 毎年新入社員を受け入れ、雇入れ時教育をする度にこの事を思い出します。
二度とこの様な事がないように、新入社員には特に念入りに事例を紹介しながら・・・
交通事故は、当事者だけでなく双方の家族、会社も大変な事である事を話します。
くどいオジサン!?・・・と思われても
実技研修も同様です。
いままでとは違う 環境、道具、動作・・・その中にはリスクがいっぱいです。
例えば、左官の鏝は使うほどに刃が包丁の様に鋭くなります。
自分の手を切る事もありますし、廻りの人を傷つける事もあります。
扱いに慣れない間は出刃包丁を使っているのと同じ様!と!
材料・・・セメントはアルカリ性ですので、
手についたまま目をこすったり、皮膚に切り傷があると大変です!などなど・・・
何の仕事についても危険がある事、
ドライバーは交通事故、製造業は機械のはさまれ事故・・・などなど
口うるさい総務のオジサン(もうすぐ御爺さんかも・・・)は、 しばらくは嫌われ役に徹します!
決して嫌われ者にはなってはいけませんが・・・(苦笑
) 嫌われ者になると正論も正論として聞いてくれなくなりますから、
何回やっても、さじ加減が難しいですね!
さあ週末です。 ご安全に!
平成28年4月1日 平成28年度の入社式を行いました。 今回は、本社社屋を建築中ですので、
松山総合コミュニティーセンターにて開催!
新しい技能工の卵達が9名も入社してくれました。
現在、日本の左官工人口/行政が把握できる正規雇用の左官技能工 (一人親方、臨時、アルバイトを除く) は
50,000人ほどといわれます。
一番多かった昭和55年の350,000人の1/7となってしまいました。
その中を構成比で表すと10代は1%、20代は4% 55歳以上が60%を超えるといわれます。
日本中を探しても29歳以下の正規雇用の左官技能者は、 2,000人を下回るのが実態?の様です。
正にこの子達は、左官業界の光り輝く金の卵なのです。
世間的には3K職場と言われる建設業、
また、その中でも数少ない湿式工法の左官職種は、 機械化の出来ない、熟練の技、経験と知識の必要な職種です。
この子達が定年する50年後は、我社も100周年を迎えていると思います。
50年後、、、おそらく私はこの世にはいないと思いますが、
出来るなら50年後の我社と新入社員を見てみたい・・・。
平成の初めに施工した、愛媛県庁本館の洗い出し改修、 大洲城天守の新築、道後温泉本館の改修工事、、、
私達の時代に新築、改修した建物を、 またこの子達が、半世紀後に新築、改修する、、、
夢があると思いませんか? ん~本当に見てみたい! 時代がめぐり、めぐって回帰していく様をこの目で見てみたい!
人材育成は、林業と一緒です。 長い長いスパンで考えなければ出来ません! 特に職人の世界は・・・。
次の世代の為に毎年木を植える! ひたすら植える! 自分の世代にはお金にならない、
自分が切る(伐採する)事のない木をひたすら植える! これが正に人材育成!と思うのです。
さあ!明日から本格的に教育・訓練のスタートです!頑張ろう!
年度末になりました。 この時期になると、街は毎日のように歓送迎会が行われていますね!
皆様の会社はいかがでしょうか? 我社も毎年3月の最終土曜日は、社友会の総会と定年者の慰労会を行ないます。

年度内に入社した社員を新会員としてを受け入れ、
年度内に65歳を迎えられた方を送り出す。

会社の事業が継続し、社員がその経験と知識と技術、技能を継承してゆく、 バトンをしっかりと渡す、、、
平凡な事ですが、とっても大切な事だと思うのです!
「流れる水は濁らない」
去る者がしっかりバトンを渡すことによって、残った者はそれを発展させる事が出来ます。
その方の築かれた全てを引き継ぐ事は難しいですが、10の事を7や8でも受け取れば、
いずれ引き継いだ人が10、、、10以上に高める事が出来るでしょう!
継承が上手くいかず0(ゼロ)からスタートでは大変です。 社業も個人も発展出来ません!
人も会社も残念ながら年をとります。永遠ではありません。
企業の平均年齢は30歳といわれる中、我社は53歳になりました。
世界最古の企業は金剛組で創業1400年以上と聞きます。
現在も100名の宮大工を抱え、様々な文化財保存や新築で社会に貢献しています。
永遠とまではいかないかもしれませんが、良い年を着実に重ねていけば、 それに近づけるのでは?と思うのです。
昨年、我社も左官の技能士(1級・2級・3級)100名を超えました。
「地を養えば花は自ずから開く」
今年も最後に社長以下全員でアーチを組んで定年者を送り出しました。 本当に長い間お世話になりました。
そしてお疲れ様でした。
労働安全衛生規則の改正(平成27年7月1日)により、
足場の組立て、解体、変更(手すりなどの一時的な取外し) の作業に労働者を就かせるときには、
特別教育を実施する事が必要となりました。
猶予期間は2年間、、、んっ?鳶さんの教育では? ???
素朴な疑問???左官さんも必要なの??? 必要なんです!
足場の種類は・・・ 枠組み足場・単管足場・楔型緊結式足場・低層住宅用楔型足場・ 張出し足場・ブラケット足場
・吊り枠足場・吊り棚足場・丸太足場 ・・・
その他の足場??? その他の足場は・・・ ローリング足場・脚立足場・・・そうです!
建設に携わっていると、ほとんど、必ずといっていいほど脚立足場を使いますよね!?
だから、左官工も・・・内装工も、大工も、鉄筋工も、 ほとんどの職種で必要という理論なんです。
現在、2年間の猶予期間中、全国で数百万の建築・製造関係の方々がこの教育を受けています。
景気が好転した昨年の改正! なぜ?このタイミングなんだろう?
全国の建設、製造、生産現場に与える影響は莫大です。
数百万人の生産活動が教育中は停止するわけですから、、、 費用も莫大!時間も莫大!手間ひま莫大!

でも、やらねばなりません! 墜落・転落災害が発生した時の、
労働損失、企業イメージ、精神的ショックは、 これまた莫大なのです!
今回の自社開催の特別教育4日間8回の出席者は 130名を超えました!
毎日の安全作業に役立ててもらいたいものです。 ご安全に!